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住まいるオスカー 新入社員のある1日(ver.2)

2018.12.20

 

住まいるオスカー東部営業所の黒崎です。

私が東部営業所に配属されてから約6ヶ月が経ちました。

 

最初は先輩社員に同行することや簡単な依頼をサポートしてもらいながら数件担当する程度でしたが、

現在は一人で多い時で週に10件ほどのご依頼を担当しています。

担当する依頼の種類も多くなり、簡単な建具の交換だけではなく、外壁の補修工事や配管の漏れなどの

現場を担当することも増えてきました。

 

今回のブログではその中で印象に残っている、「タイルの張替工事」の流れについて書きたいと思います。

 

 

1.現場調査

コールセンターからの連絡後、お客様に電話でアポイントを取り、現場調査に向かいます。

今回担当した現場では玄関アプローチタイルの補修で、タイル表面が砕けてしまっていたり、

ヒビが入っている箇所がありました。

現場調査では、

① 現場の写真を何枚か撮ること(全体の写真と破損箇所の写真など)

② 張替箇所の寸法を測ります。寸法を測る際は小口(側面側のタイル)寸法を測ることも忘れないようにします。

③ お客様に次回アポイント(連絡予定・訪問予定)を伝えます。

④ お客様との打合せ後、タイル貼替を行う左官業者と再度現場確認に行き、施工内容を確認して見積書を作成します。

 

2.見積り作成

現場で測定した寸法や写真を元に必要なタイルの枚数を数え、見積を作成します。

他には左官業者への連絡やタイルサンプルの発注等も行います。

出典元:https://www.biz-lixil.com/products/tile/search/item.php?seriesid=297

 

3.お客様と契約

お見積りをお客様に提出し、工事の内容と金額をご確認いただいた後、ご契約します。

 

4.発注

契約後、左官業者やタイルメーカーに、発注書や現場の地図をファックスやメールで送ります。

 

(失敗談)

私はこのときのタイルの現場で必要なタイルの枚数を間違えて発注してしまい、現場で足りなくなってしまうというミスを

してしまいました。タイル工事ではタイルの枚数が一枚でも足りないと工事が進まず、業者の方やお客様に迷惑がかかって

しまいます。この時の反省を生かして、それ以来私はCAD(図面作成ソフト)を使って張替箇所の簡単な図面を作るようにして

います。図面があれば枚数間違いにすぐ気づけますし、業者の方に説明をするときに便利です。

5.工事

発注後に業者の方とお客様に確認して工事日を決めてから工事を開始します。

タイル工事は天候にも左右されるので、雨などが長引くと工事日が決まらず大変です。

 

~タイル張替え工事の流れ~

① 解体

既存の破損しているタイルを解体して撤去します。

 

② 下地塗り~タイル貼り

下地としてコンクリート(モルタル)を塗り、その上にタイルを貼り合わせていきます。

その後に目地(タイルを張った時にできる継ぎ目)を埋めるために上からもモルタルを

塗っていきます。

 

③ 乾燥

目地を埋め終わった後は表面を綺麗にしてから上からシートをかぶせて貼り終えたタイルに雨などが

かからないようにします。これで3日ほど待つとタイルのモルタルが固まって完成です。

 

6.完成

完成後はシートを撤去して周りを清掃し、最後にお客様に引渡しをして終了です。

イメージ図です。
参照元:https://www.oscarhome.co.jp/gallery

 

今回紹介したタイル張替え工事の現場では、自分の発注ミスで工期が遅れてしまったり、天候が悪い日が続き

工事が出来ない日が続いたりなど大変なこともありましたが、貼替が終わった後は、「綺麗に仕上がった」と

お客様が喜んでいるのを見て私も嬉しかったです。

 

今後も、色々な依頼があると思いますが、どんなことも積極的に頑張りたいです。